スチューベンの成分と栄養
ぶどうといえば、ワインで一躍有名になったポリフェノール。活性酵素から身を守るポリフェノールが豊富に含まれたぶどうは、その他にどのような成分が含まれているのでしょうか。
スチューベンの成分(食品成分表)
可食部100g当たり | 生 | ストレートジュース | ジャム※ | |
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エネルギー (kcal) | 59 | 55 | 193 | |
水分 (g) | 83.5 | 84.8 | 51.4 | |
たんぱく質 (g) | 0.4 | 0.3 | 0.5 | |
脂質 (g) | 0.1 | 0.2 | 0.1 | |
炭水化物 (g) | 15.7 | 14.5 | 47.5 | |
灰分 (g) | 0.3 | 0.2 | 0.5 | |
無機質 | ナトリウム (mg) | 1 | 1 | 18 |
カリウム (mg) | 130 | 30 | 130 | |
カルシウム (mg) | 6 | 3 | 16 | |
マグネシウム (mg) | 6 | 14 | 10 | |
リン (mg) | 15 | 7 | 23 | |
鉄 (mg) | 0.1 | 0.1 | 3.3 | |
亜鉛 (mg) | 0.1 | 0.1 | 0.1 | |
銅 (mg) | 0.05 | 0.02 | 0.11 | |
マンガン (mg) | 0.12 | 0.13 | 0.10 | |
ビタミン | A(カロチン)(µg) | 21 | 0 | 0 |
D (µg) | (0) | (0) | (0) | |
E (mg) | 0.1 | 0 | 0.2 | |
K (µg) | (0) | Tr(極微量) | (0) | |
B1 (mg) | 0.04 | 0.02 | 0.02 | |
B2 (mg) | 0.01 | 0.01 | 0.01 | |
B6 (mg) | 0.04 | 0.05 | 0.04 | |
B12 (µg) | (0) | (0) | (0) | |
葉酸 (µg) | 4 | 1 | 2 | |
C (mg) | 2 | Tr(極微量) | 0 ※ | |
脂肪酸(飽和)(g) | 0.01 | 0.03 | 0.01 | |
コレステロール (mg) | 0 | (0) | (0) | |
食物繊維(総量)(g) | 0.5 | 0.1 | 1.5 |
※ジャムは酸化防止用の添加物ありのもの
科学技術庁資源調査会編(五訂日本食品標準成分表による)
スチューベンの甘さの秘密
ぶどうの主成分は糖質で、ブドウ糖と果糖が含まれています。体内で消化酵素の影響を受けずに吸収されるため即効性のエネルギー補給ができるのです。
スチューベンはショ糖(スクロース)を含むため、甘みが強く、食べやすいのが特徴です。
また、有機酸やビタミンB1を豊富に含むため、免疫力の向上や疲労回復も期待できます。
スチューベンに含まれるショ糖(スクロース)は、甘さを持続させる特徴があります。これがスチューベンの2ヶ月という保存性に役立っているようです。
低温での貯蔵をすることで、スチューベンの呼吸作用により酸味が減少し甘みが凝縮します。鮮度を維持し、長期保存するための貯蔵法は、青森県が世界に誇るリンゴで培った技術が活かされているのです。
スチューベンの旬については、「スチューベンの生育カレンダー」をご覧下さい。
ブドウの皮には、眼精疲労や活性酸素の除去に効果があるとされている「アントシアン」が多く含まれています。アントシアンはポリフェノールの一種で、悪玉コレステロールの発生を防ぎ血液をキレイにする働きがあるとされています。そのため、動脈硬化やがんの予防にも期待が高まっています。また、果実に多く含まれるブドウ糖や果糖は疲労回復に効果があります。